CDジャケットに記載すべきマークや規定文について

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CDジャケットのデザインをするときによく分からないのがCDジャケットに記載しなければならない「マーク」や「規定文」等ではないでしょうか?品番やディスクマークは分かるとしても、著作権に関する文章やその英語表記など、何をどのように記載すべきなのかよくわかりませんね。ましてはCDジャケットのデザインなどはジャケットデザイナーでない限りそう沢山手がけるものではないですので、今回は日本レコード協会規格が推奨する「オーディオCDの表示事項及び表示方法」を参考にしながらご案内したいと思います。

【1】日本レコード協会規格によって推奨されている表記事項

日本レコード協会規格によって推奨されている「CDに表示されるべき基本的な項目及びその内容」が下記になります。「表示されるべき」という表現ですので、絶対に記載しなければならないという訳ではありません。ただ、CD発売後のトラブルを避けるため、商品を管理しやすくするため、流通会社から記載を薦められているため、記載したほうがメジャー感がでるから(笑)、など様々な理由があるかもしれませんが、自身にとって必要な項目をちゃんと判断して適切に記載する事が大切です。

システムロゴ CDの製造・販売に関するライセンス契約に基づくオーディオCD用のロゴ。
シンボルマーク 8センチオーディオCD用の業界統一マーク。
レーベルマーク 当該オーディオCDを発売するレコード会社が所有・管理する商標,原盤契約などに基づき使用する商標・マークなどの総称。
収録内容 アルバムタイトル,トラックタイトル,作者名(作詞者名,作曲者名など),実演家名(歌手,演奏者,指揮者など)など,当該オーディオCDに収録されている作品の内容に関する情報の総称。
トラックナンバ(TNO) オーディオCDの収録トラックを識別するための番号
録音方式又はその略号 当該オーディオCDに用いられた音源の録音方式名又はその略号。
録音使用許諾表示 当該オーディオCDに収録された音楽著作物は,権利者の許諾を得たものであることを明示するもの。
丸にPの表示 当該オーディオCDに関するレコード製作者の権利について,実演家等保護条約及びレコード保護条約の規定に基づく条約上の保護を受けるための必要要 件。表記方法は(P)、著作物の最初の発行年、製作者を記載します。
発売年月日 当該オーディオCDの新譜発売年月日(定期発売日又は臨時発売日)。
丸にL、丸にYの表示 当該オーディオCDが邦盤であるか、洋盤であるかを識別する記号。(L)は邦盤をあらわし、(Y)マークは洋盤をあらわしています。
貸与許諾禁止表示 当該オーディオCDを発売するレコード会社が貸与権に基づき,貸与許諾を禁止している商品の場合,その旨を明示するもの。
無断賃貸・複製・送信可能化禁止表示 レコード会社及び関係権利者の権利擁護のため,貸与権,複製権及び送信可能化権に基づき,違法な賃貸・複製・送信可能化行為を禁止する表示。
原産国表示 当該オーディオCDを製造した国名の表示。景品表示法に基づく商品の原産国に関する不当な表示(告示)及び運用基準による。
商品番号 RIS 502に基づく商品分類用の記号・番号(日用品番)。
JANコード JAN(Japanese Article Number)コード体系に基づくPOSシステム用バーコード。
価格 当該オーディオCDを発売するレコード会社が表示する小売価格。
再販価格適用期限 時限再販制度に基づく再販価格の適用期限(年月日)を示す表示。
発売会社名又はその略号 当該オーディオCDを発売するレコード会社の社名又はその略号
製造会社名又はその略号 当該オーディオCDを製造した会社の社名又はその略号。
注意事項 消費者の不用意な取扱や保管による事故を防止するための記載事項。“取扱上の注意事項”と“保管上の注意事項”とがある。
録音関係事項 消費者の誤解・誤認を防止するために表示する録音に関する記載事項。
容器包装識別表示 外装フィルム等の再商品化義務のある容器包装を識別する表示。

【2】自分のCDに記載が必要な項目をピックアップ

上記の項目をすべて記載しようとすると、さすがにボリュームが多すぎてジャケットがそれだけで埋まってしまいそうです(笑)。ですので、上記の項目の中からEXTREME-LABが判断した載せた方が良いと思う項目を以下にいくつかピックアップしました。おおむね、これらの項目を載せておけば問題はないかと思います。あくまで弊社でピックアップした項目ですので、追記が必要な項目や逆に必要ないという項目は自身でご判断下さい。

【3】一般的によく記載されている項目

システムロゴ

CDの製造・販売に関するライセンス契約に基づくオーディオCD用のロゴ。

レーベルマーク

当該オーディオCDを発売するレコード会社が所有・管理する商標,原盤契約などに基づき使用している商標・マークなど。

発売年月日

当該オーディオCDの新譜発売年月日(定期発売日又は臨時発売日)。※上記のサンプル画像で記載している「18.6.19」は2018年6月19日という意味になります。

品番(商品番号)

商品分類用の記号・番号。決まりはないためアルファベット3〜4字、数字3〜4字程度の好きな番号で良い。(例)ABCD-0001など

録音関係事項

消費者の誤解・誤認を防止するために表示する録音に関する記載事項。

(P)マーク&(C)マーク

(P)マークはオーディオCD制作者の原盤権について「実演家、レコード製作者及び放送機関の保護に関する国際条約」という国際条約に基づく保護を受けるための表示。(C)マークは万国著作権条約の規定に基づいた条約上の保護を受けるための表示。

製造年と(P)&(C)の権利者

制作したCDの製造年と(P)マーク、(C)マークの権利者。

原産国表示

当該オーディオCDを製造した国名の表示。弊社(エクストリーム・ラボ)の場合、台湾での製造なので「MADE IN TAIWAN」となります。

価格

当該オーディオCDを発売するレコード会社が表示する小売価格。

無断賃貸・複製・送信可能化禁止表示の英訳

(11)の表記を英訳したもの。

無断賃貸・複製・送信可能化禁止表示

レコード会社及び関係権利者の権利擁護のため,貸与権,複製権及び送信可能化権に基づき,違法な賃貸・複製・送信可能化行為を禁止する表示。

テキスト内容

定価 ¥2,500(+税)
MADE IN TAIWAN
EXL-0001/STEREO
Ⓟ&Ⓒ 2018 EXTREME-LAB
このCDは一定期間貸与非許諾商品ですが、この期間経過後も権利者の許諾なく賃貸業に使用すること、また個人的な範囲を越える使用目的で複製すること、ネットワーク等を通じてこのCDに収録された音を送信できる状態にすることは、著作権法で禁じられています。
All rights of the producer and of the owner of recorded work reserved. Unauthorized copying,broadcasting,renting and making transmittable of this record prohibited.

【4】その他、よく記載される項目

上記の項目以外にもよく記載されている項目があります。

JANコード(バーコード)

CDを流通させて販売する場合など、JANコードの取得・記載が条件になっていることがほとんどです。その場合はJANコードを記載します。

取り扱いのお願い

CD自体の取扱いについての注意文です。以下のような内容であることが一般的です。
●ディスクは両面共、指紋、汚れ、キズ等を付けないように取り扱って下さい。●ディスクが汚れたときは、メガネふきのような柔らかい布で内周から外周に向かって放射線状に軽くふき取って下さい。レコード用クリーナーや溶剤等は使用しないで下さい。●ディスクは両面共、鉛筆、ボールペン、油性ペン等で文字や絵を書いたり、シール等を貼付しないで下さい。●ひび割れや変形、又は接着剤等で補修してディスクは、危険ですから絶対に使用しないで下さい。〈保管上のご注意〉●直射日光の当たる場所や、高温・多湿の場所には保管しないで下さい。●ディスクは使用後、元のケースに入れて保管して下さい。●プラスチック・ケースの上に重いものを置いたり、落としたりすると、ケースが破損し、ケガをすることがあります。

(X)マーク ※貸与許諾禁止表示

当該オーディオCDを発売するレコード会社が貸与権に基づき,貸与許諾を禁止している商品の場合,その旨を明示するもの。

【5】注意すべき表記について

価格の税込表記

価格の表記については消費税についても記載する必要がありますが、消費税の税率が変わってしまう事を想定して記載する必要があります。例えば、2018年現在の消費税率8%で考えて「定価¥2,500(税抜価格¥2,315)」などと表記してしまうと、税率が10%になったときに誤りとなってしまいます。ですので「定価¥2,500+税」などと表記しておけば安心です。

原産国表記の誤り

原産国表記はあくまでもCDプレスを行った場所になりますので注意が必要です。つまり日本にある弊社(エクストリーム・ラボ)にご注文いただいておりますが「MADE IN JAPAN」と表記出来ると言う訳ではなく、弊社のCD製造工場のある「MADE IN TAIWAN」という表記にする必要があります。誤って「MADE IN JAPAN」と表記してしまうと、税関で止められてしまい輸入する事が出来なくなります。

【6】まとめ

以上、CDジャケットに記載すべきマークや規定文についてまとめてみました。規定文や著作権に関する表記は、自身の財産になりうる「CD」を守るために非常に大切なものです。特にインターネットで世界中に発信する事が出来る今は音楽家自身が自己防衛として作品の権利を守る知識を持っておく必要があるのではないでしょうか?このような点をクリアした上で、世界中に音楽を発信していければ幸いです。

CDプレス・ジャケットデザイン|EXTREME-LAB

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2018年 最新の音楽情報をチェック出来るサイト7選

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まだインターネットが普及する前の自分の時代(1990年代なかごろ)は、ミュージックライフやクロスビート、rockin'on等の音楽雑誌やbeatUKやFactoryなどの音楽番組が洋楽情報を知り得る情報手段でした。今は情報が多様化しておりさまざまなコンテンツからあらゆる情報を手に入れる事が出来ます。しかし、逆に情報が多すぎて自分にとっての「良質」な音楽を知りうるのは昔よりも難しいかもしれません。今回は最新の良質な音楽を知る事の出来るサイトを、実際に視聴する事で判断出来るようなコンテンツに厳選していくつかご紹介したいと思います。

Spotify

とにかく最先端!鮮度が高く多様性に優れた音楽情報

昨年の日本上陸以降、破竹の勢いで進撃しているSpotifyですが、「プレイリスト」や「ジャンル&気分」などユーザーフレンドリーなUIと、アプリ等とのシームレスな連携なども相成り、まるで空気のように音楽が生活に溶け込んでいると感じさせてくれるサービスです。世界規模で展開しているサービスですのでそのパイは巨大で、The Hotpantz(ザ・ホットパンツ)やAmPm(アムパム)など日本国内では無名に近くともSpotifyから世界中に知られる事になった日本のアーティストも出てきました。そんなSpotifyのチャートは「トップ50(グローバル)」「トップ50(日本)」はもとより国別のトップ50なども提供されているため、よりダイレクトな音楽シーンをチェックする事が出来ます。

Spotify

spotify

Bandcamp Weekly

メインストリームとは一線を画す、少しオルタナティブな最新情報

2007年にアメリカで立ち上げられたBandcampはアーティスト自身が直販でき、いわゆる「投げ銭」方式を取り入れた事で作り手にとって非常に有益なプラットフォームとなりました。メジャーなアーティストも多数参入しておりますが、インディペンデントな活動をしている気鋭のミュージシャンにとっても敷居が低く手軽に自らの音楽を発信出来るため非常に鮮度の良い新しい音楽をチェックする事が出来ます。中でもBamdcamp Weekly(バンドキャンプ ウィークリー)は、Bandcampによってセレクトされた良質な音楽が毎週配信されており、メジャーなアーティストに限らずローカルな活動をしているアーティストもピックアップされることがとてもユニークなコンテンツです。

Bamdcamp Weekly

bandcamp

NPR Music Tiny Desk Concerts

温故知新!等身大のミュージシャンによる良質な音楽

NPR Music Tiny Desk Concert(タイニー・デスク・コンサート)はアメリカの公共ラジオ放送NPR(National Public Radio)のオフィスによって定期的に開催されているコンサートです。オフィスであるため特に大掛かりな音響機材などはなく、基本的にはアンプラグドな演奏なのですが、かといってアコースティックなアーティストだけに限らずエレクトロからヒップホップ、若手からベテランまで幅広いアーティストが演奏しています。最先端の音楽ばかりではないですが、非常に良質で今まで自分が知る事のなかったジャンルのミュージシャンなどを知る事の出来るとても有意義なコンテンツです。

tiny desk concert

tinydeskconcert

KEXP

ラジオ局によるスタジオ・セッション

アメリカはシアトルのFMラジオ局KEXP(90.3FM)によるYoutubeチャンネルです。ロックやヒップホップ、そしてカントリーまで幅広いジャンルを扱い様々なイベントも開催しているKEXPの局内スタジオ・セッション映像です。ラジオ局主体なだけあって非常にタイムリーで勢いがあり、良質なアーティストを知る事が出来ます。Youtubeチャンネル内のFull Performanceでは30分近いライブをフルで視聴する事が出来るため、気になったミュージシャンをより深く知る事が出来ます。

KEXP Full Performance

kexp

Jam In The Van

旅するバンで繰り広げられるちょっとおかしな最新ROCK

なんとバンの中にスタジオを作り上げ、アメリカ中を横断しながら各地のアーティストを紹介している「Jam In The Van」。この奇妙奇天烈なバンに集うのは当然ちょっとおかしなアーティスト達。ジャンルは様々ですが、おおむねオルタナティブなロック系が多いです。未来のスーパースターになる前の卵か、はたまた時代に埋もれてしまうか、いずれにしろ決してメジャーなステージでは中々お目にかかれない多種多様なアーティストを知る事ができるとてもユニークなコンテンツです。

Jam in The Van

jaminthevan

BOILER ROOM

ロンドン発!世界中から発信される最新のDJプレイ

イギリスはロンドン発のBOILER ROOM。ドイツのベルリン、アメリカのロサンゼルス、そして東京にもその拠点を広げ、世界各地からライブやDJのプレイをリアルタイムでネット配信し、アーカイブしています。

BOILER ROOM

boilerroom

SoundCloud

様々なジャンルから最先端の音楽をチェックできる

SoundCloud(サウンドクラウド)は、ドイツのベルリンに拠点を置くSoundCloud Limitedが運営する音声ファイル共有サービスです。昨年は運営の継続が危ぶまれたりしておりましたが、何はともあれコンテンツの素晴らしさは今も健在です。「Charts」からはジャンルを絞り込んだりオールジャンルでの「Top50」や勢いのある楽曲や新しい楽曲の「New&Hot」などもチェック出来ます。Spotify同様に今最もイケている(死語!?)といっても過言ではない音楽を知る事が出来ます。

SoundCloud Charts

soundcloud

まとめ

いかがでしたでしょうか?海外ではレーベルなどがそれぞれYoutubeチャンネルなどでアーティストを紹介してたりするので、更にマイナーでオルタナティブな新しいアーティストを色々知る事が出来ます。しかし最初に述べましたようにあまりにも膨大な情報量のため、今世界的に何が主流か?どんなムーブメントがおきているのかということを正確に理解するのは難しくなりました。特に1つのチャートだけを見て判断するのもある種偏っているともいえますので、自分が信頼出来るチャートをいくつか持っておく事も大事なのではないでしょうか。

CDプレス・ジャケットデザイン|EXTREME-LAB

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年末年始(2017~2018年)の休業のお知らせ

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平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
2017~2018年の年末年始の休業期間について、以下お知らせ致します。

2017年12月28日~2018年1月8日
※営業開始は、1月9日からとなります。

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

紙ジャケ?デジパック?CDプレスでケースを選ぶ基準とは

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自身で制作した音源を『CD』という形にしようと思ったときに最初に迷うのが、どのケースにしようということではないでしょうか?配布用やシングルの場合は「スリムケース」や「マキシケース」が多いですが、アルバムとなると「ジュエルケース」「紙ジャケット」「デジパック」のいずれかが一般的です。これら3つの中で何を基準にどう選べば良いのか?これはそれぞれにメリットとデメリットがありますので、それらを把握して総合的に判断する必要があります。

何を基準に選べば良いか?

ジュエルケース」「紙ジャケット」「デジパック」の中から何を基準にケースを選択すれば良いのか。それはCDとりまくデザインや予算、特性によってある程度絞り込む事ができます。

【1】ジャケットデザインを基準に選ぶ

CDジャケットデザインのイメージがある場合はデザインを基準に選ぶのも1つの手段かと思います。例えば同じ4ページ(4パネル)の仕様でもデザインに使用出来る範囲や入れ方が異なりますので、そのデザインがどのケースに一番しっくりくるか、どのケースに一番収まりが良いか、ということを考えます。デザイン面積が一番大きいのはジュエルケースになります。それはフロントジャケット4ページに加え、バックインレイ(内側&外側)があるため実質6ページ分の面積となります。それに比べ紙ジャケットとデジトレイは単純に4ページ(4パネル)分の面積のみとなります。しかし、紙ジャケとデジトレイは見開いたときに左右ページにまたがりデザインを展開出来るためジュエルケースに比べてそのインパクトは以上に魅力的です。

CDプレス|紙ジャケット:4パネル

紙ジャケット4パネル

【デザイン箇所=5ヶ所 ※帯なしの場合】

●表紙

●裏表紙

●中面(左)

●中面(右)

●盤面

CDプレス|デジトレイ:4パネル

デジトレイ4パネル

【デザイン箇所=5カ所 ※帯なしの場合】

●表紙

●裏表紙

●中面(左)

●中面(右 ※トレイ下)

●盤面

CDプレス|ジュエルケース:4P(二つ折り)

ジュエルケース4ページ

【デザイン箇所=7ヶ所 ※帯なしの場合】

●表紙

●裏表紙

●中面(左)

●中面(右)

●バックインレイ(外側)

●バックインレイ(内側)

●盤面

【2】金額を基準に選ぶ

プレス料金だけで判断すると、最も安いのが紙ジャケット、次にジュエルケース、最後にデジトレイとなります。かつてはジュエルケースが一番安価でしたが、現在では紙ジャケットの方が安いという状態になっております。しかし1000枚以下のCDプレスであればいずれもそこまで大きな差はありません。一番安い紙ジャケットとデジトレイの比較でも、500枚で約20,000円、1000枚で約27,000円ほどの差額ですので少しでもコストを抑えたいという場合は紙ジャケットをお勧めいたします。

枚数 紙ジャケット4パネル(E式) デジトレイ4パネル ジュエルケース4P
500 ¥92,400 ¥112,800 ¥105,300
1000 ¥117,300 ¥145,100 ¥123,300

【3】特性を基準に選ぶ

この3種のケースの特性を基準に選ぶという事も1つの選択肢かと思います。

ジュエルケースの特性
ジュエルケースをお選びいただくお客様の声で一番多いのが、背の厚みがあるため「店頭販売で棚に入れたときに探しやすいから」という利点があります。ケース自体がしっかりしている事に加えて背が10mmありますので、お目当てのアーティストのCDを探し出すには適しています。そして「CDといえばジュエルケース!」という揺るぎないイメージを持つ方も多いため、ジュエルケースのCDを制作する事がある種のステータスになっているような節も見受けられます。

紙ジャケットの特性
紙ジャケットについては何といってもダイレクトに感じられる紙の質感、そしてまるで大きな一枚のキャンバスのように紙面を使用出来るためデザインをする上では非常に適した仕様となっています。少しでも効果的にデザインを見せたいというお客様は紙ジャケットをお選びいただく事が多いです。

デジトレイの特性
デジトレイはちょうど上記の2つの特性を兼ね備えたような仕様となっています。紙ジャケットにプラトレイを貼付したような仕様ですので、ジュエルケースの厚みと紙ジャケットの質感を持ち総合的なバランスがとてもよいです。その分3種の中では一番金額は高いですが音楽を1つの「作品」として届けるには充分なクオリティを持ちます。

まとめ

記事をお読みいただいて分かるように、それぞれのケースにメリットやデメリット、特性があります。最終的な判断はやはり自分の音源が店先や会場で売られている場面をイメージしたときにどのような形でお客さんの手に渡るのかという直感的な所になるような気がします。レコードやカセットが過去のものとなっても、未だに残り続けていくようにCDも「音楽」と一体となった作品としてずっと残っていくはずですので、ぜひ自他ともに気に入るようなケースをお選び下さい。
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CDプレスの音源データ入稿について

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CDプレス音源入稿

 

レコーディングを終えマスタリングも完成して、後は音源を入稿するだけ!…という所で意外に手こずってしまう事もある音源データの入稿方法。技術に長けたレコーディングエンジニアの方ならなんてことありませんが、ご自身で録音している場合や知り合いの範囲で制作などをしていると問題に直面する事が多々あります。CDプレスを失敗しないために注意すべき7つの事でも記載しましたが、今回はそんな音源入稿の様式についてより詳しくご説明したいと思います。

【1】一番理想的な「DDP」でのご入稿

音源の入稿で一番理想的な方法は「DDP」入稿となり、弊社もこれを推奨しております。なぜなら、コチラの記事でも書いておりますが「仕上がりがマスタリング時のオリジナルデータに近い」「データの保存性が良い」という点に加えて、オンライン上で劣化させずにデータを送付できることが利点です。CD-Rマスターでは「お客様から弊社へ郵送」「弊社から工場へ郵送」という2工程が発生し、それにともない時間とコストがかかってきますが、オンラインで直接ご入稿いただく事ですぐに工場へデータを送る事ができるため、DDP入稿はCD-Rマスター入稿と比較して「郵送にかかるコスト」「日数の削減」もできる大きなメリットがあります。

DDP_image_01

●DDPとは何か

「CD」と同様に「DDP」というメディアがあると勘違いされる方もいるかもしれませんが、DDPはデータファイル形式のCDプレス用マスターの納品フォーマットになります。ですのでCDに焼く事も出来ますし、USBやメモリカードに入れる事も出来ます。現時点のCDプレスでの音源入稿形式で最もポピュラーなものといえるかと思います。馴染みのあるWav、AIFF、MP3などの音源データとは異なり、1つのファイル内にいくつものデータが入ったファイルセットになります。

●DDPデータを作成するには

DDP マスターの作成は、それに対応しているライティングソフトを使用する必要があります。更にはDDPマスターを作成するにはある程度の専門知識が必要となりますので、レコーディングスタジオ、オーサリングスタジオでの作成をお勧めいたします。DDPでの入稿が難しいという場合は次のCD-Rマスター入稿をご覧下さい。

●DDPデータのご入稿方法

DDPデータは非常に容量が大きくなりますので、直接メールに添付して送るという事はせずにオンラインデータ送付サイトなどを利用してお送りいただく形になります。サイトによって送付できるデータ容量が変わってきますので、データにあわせて適切なサイトからお送り下さい。

firestorage|容量1ファイル2GBまで
Giga File便|容量1ファイル75GBまで
BitSend|容量無制限

【2】CD-Rマスターでのご入稿

DDP入稿が主流になる前は、CD-Rマスターでの入稿が一般的でした。CD-Rマスターで入稿いただく場合、まず弊社への郵送、そして弊社から工場への郵送、という手順を踏むためコスト(送料)と時間がDDPに比べてかかってしまいます。しかしDDPと比べてそこまで専門的な知識は必要ないため個人で音源を作成されている場合などには向いているといえます。

●必ずディスクアットワンスで書き込む

CD-Rマスターはライティングソフトを使用して作成いただき、必ずライティングソフトの書き込みを「ディスクアットワンス」に設定して下さい。ディスクアットワンスはディスクに一度にまとめてデータを書き込む方式で、後からデータを追記することは出来ません。「トラックアットワンス」や「セッションアットワンス」は容量の範囲内で後からもデータを追記できてしまうため、CD-Rマスターを作る際にはかならず「ディスクアットワンス」に設定する必要があります。

●必ずCD-DA(音楽CD)フォーマットで作成する

通常MP3やWAV、AIFFなどの形式はパソコンや専用の機器に対応したものですので、それらのデータをそのままCD-Rに焼いただけではオーディオプレイヤーに入れても再生することができません。オーディオプレイヤーでも再生できるようにする為にはCD-DA(音楽CD)フォーマットで作成していただく必要があります。

●マスター1枚とサブマスター1枚、計2枚をお送り下さい

CD-Rマスターでの入稿の際はマスターとサブマスターの計2枚をご入稿下さい。万が一マスターデータに不備があった場合、納期の遅延を最小限に
抑える為にサブマスターが必要となってきます。そして必ず「品番」や「タイトル」などをマジックなどで記載してください。

●CD-Rマスターのご入稿方法

CD-Rマスター音源を郵送でお送りいただく場合はマスター1枚とサブマスター1枚、計2枚を以下住所までお送り下さい。※送料についてはお客様のご負担となりますのでご了承下さい。

郵送先住所: 〒365-0054 鴻巣市大間774-1 エクストリーム・ラボ 宛

電話番号:048-577-4424

以上、簡単ではありますがDDP&CD-Rマスター入稿について注意すべき点をまとめてみました。CDジャケットデザインとCDプレスのご相談はエクストリーム・ラボまでお気軽にお問い合わせ下さい。

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