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紙ジャケ?デジパック?CDプレスでケースを選ぶ基準とは

CDケース
CDケース

自身で制作した音源を『CD』という形にしようと思ったときに最初に迷うのが、どのケースにしようということではないでしょうか?配布用やシングルの場合は「スリムケース」や「マキシケース」が多いですが、アルバムとなると「ジュエルケース」「紙ジャケット」「デジパック」のいずれかが一般的です。これら3つの中で何を基準にどう選べば良いのか?これはそれぞれにメリットとデメリットがありますので、それらを把握して総合的に判断する必要があります。

何を基準に選べば良いか?

ジュエルケース」「紙ジャケット」「デジパック」の中から何を基準にケースを選択すれば良いのか。それはCDとりまくデザインや予算、特性によってある程度絞り込む事ができます。

【1】ジャケットデザインを基準に選ぶ

CDジャケットデザインのイメージがある場合はデザインを基準に選ぶのも1つの手段かと思います。例えば同じ4ページ(4パネル)の仕様でもデザインに使用出来る範囲や入れ方が異なりますので、そのデザインがどのケースに一番しっくりくるか、どのケースに一番収まりが良いか、ということを考えます。デザイン面積が一番大きいのはジュエルケースになります。それはフロントジャケット4ページに加え、バックインレイ(内側&外側)があるため実質6ページ分の面積となります。それに比べ紙ジャケットとデジトレイは単純に4ページ(4パネル)分の面積のみとなります。しかし、紙ジャケとデジトレイは見開いたときに左右ページにまたがりデザインを展開出来るためジュエルケースに比べてそのインパクトは以上に魅力的です。

CDプレス|紙ジャケット:4パネル

紙ジャケット4パネル

【デザイン箇所=5ヶ所 ※帯なしの場合】

●表紙

●裏表紙

●中面(左)

●中面(右)

●盤面

CDプレス|デジトレイ:4パネル

デジトレイ4パネル

【デザイン箇所=5カ所 ※帯なしの場合】

●表紙

●裏表紙

●中面(左)

●中面(右 ※トレイ下)

●盤面

CDプレス|ジュエルケース:4P(二つ折り)

ジュエルケース4ページ

【デザイン箇所=7ヶ所 ※帯なしの場合】

●表紙

●裏表紙

●中面(左)

●中面(右)

●バックインレイ(外側)

●バックインレイ(内側)

●盤面

【2】金額を基準に選ぶ

プレス料金だけで判断すると、最も安いのが紙ジャケット、次にジュエルケース、最後にデジトレイとなります。かつてはジュエルケースが一番安価でしたが、現在では紙ジャケットの方が安いという状態になっております。しかし1000枚以下のCDプレスであればいずれもそこまで大きな差はありません。一番安い紙ジャケットとデジトレイの比較でも、500枚で約20,000円、1000枚で約27,000円ほどの差額ですので少しでもコストを抑えたいという場合は紙ジャケットをお勧めいたします。

枚数紙ジャケット4パネル(E式)デジトレイ4パネルジュエルケース4P
500¥92,400¥112,800¥105,300
1000¥117,300¥145,100¥123,300

【3】特性を基準に選ぶ

この3種のケースの特性を基準に選ぶという事も1つの選択肢かと思います。

ジュエルケースの特性
ジュエルケースをお選びいただくお客様の声で一番多いのが、背の厚みがあるため「店頭販売で棚に入れたときに探しやすいから」という利点があります。ケース自体がしっかりしている事に加えて背が10mmありますので、お目当てのアーティストのCDを探し出すには適しています。そして「CDといえばジュエルケース!」という揺るぎないイメージを持つ方も多いため、ジュエルケースのCDを制作する事がある種のステータスになっているような節も見受けられます。

紙ジャケットの特性
紙ジャケットについては何といってもダイレクトに感じられる紙の質感、そしてまるで大きな一枚のキャンバスのように紙面を使用出来るためデザインをする上では非常に適した仕様となっています。少しでも効果的にデザインを見せたいというお客様は紙ジャケットをお選びいただく事が多いです。

デジトレイの特性
デジトレイはちょうど上記の2つの特性を兼ね備えたような仕様となっています。紙ジャケットにプラトレイを貼付したような仕様ですので、ジュエルケースの厚みと紙ジャケットの質感を持ち総合的なバランスがとてもよいです。その分3種の中では一番金額は高いですが音楽を1つの「作品」として届けるには充分なクオリティを持ちます。

まとめ

記事をお読みいただいて分かるように、それぞれのケースにメリットやデメリット、特性があります。最終的な判断はやはり自分の音源が店先や会場で売られている場面をイメージしたときにどのような形でお客さんの手に渡るのかという直感的な所になるような気がします。レコードやカセットが過去のものとなっても、未だに残り続けていくようにCDも「音楽」と一体となった作品としてずっと残っていくはずですので、ぜひ自他ともに気に入るようなケースをお選び下さい。