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エクストリームに進化するオルタナラップ

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ラーメンにおける人を惹き付けてやまないシンプルかつ無限のポテンシャルと拡張性を誇る「スープ」「麺」「トッピング」は、ラップミュージックにおける「リリック」「トラック」「キャラクター」に相通じるものがあるのではないかと勝手に思っています。どれが欠けても成立しないし、全体のバランスが取れてこそ最高にカッコいいと思える音楽になりうるのではないでしょうか。日本の進化したラーメン文化と同様にラップミュージックもまた常に進化し続けており、ハイブリットでエクストリームな新しい表現をもったオルタナティブなアーティストをいくつかご紹介いたします。

Sleaford Mods

プロディジーなどともコラボしてもはや大メジャーなアーティストですが、いかにもイギリスなギャラガーヘアーなとっちゃん坊やと再生ボタンを押したら後は酒を飲むだけというある意味ピーエール滝的ポジションのビートメイカーによるスリーフォード・モッズ。パンクとヒップホップの出会いといったところでしょうか。

 

Death Grips

ハードコアとエレクトロ、ヒップホップの出逢いといいますか、変則的なビートと咆哮するボーカル、インパクトありすぎなアナーキーなキャラクター、アナログ感溢れるPVも含め申し分のないかっこよさです。

 

Moor Mother

スカンクアナンシーを彷彿とさせるキャラクターと独特のテンション、変則的なビートが特徴的な世界観を持ったアーティストです。

 

GHOSTEMANE

このGHOSTEMANEや$uicide Boy$、Bonesなどを筆頭に、ブラックメタルのようなダークで陰鬱なPVで気だるくつぶやくようにラップする白人というスタイルはここ数年で非常に増えてきたスタイルですが、激しくシャウトして怒りの感情をムキ出しにする若者が「動」だとすれば「静」の底知れぬエネルギーが伝わってきます。

 

FKJ

フランスはパリのクリエイターFKJ。キーボード、ギター、サックス、サンプラー、ベース、ラップトップPC、ボーカルなど一人で何役もこなし、洗練されたメロウな音楽を創り出しています。映像ではMasegoというこれまたマルチな才能を持ったアーティストとコラボレーションしています。

 

Deantoni Parks

打ち込みのミックステープかと思いきや、ひたすら人力でビートを刻むサイボーグのようなアーティストです。

 

Koi Child

オーストラリア出身の7組ニュージャズ・ヒップホップ・グループKoi Child。サックス、トロンボーン、ドラム、ベース、キーボードなど生演奏のジャジーなトラックに小気味よいラップが乗ります。

 

まとめ

実際の所どれほどラップをルーツに持つのかはさておき、少なからずその影響は受けているでしょうし、別の音楽と結びつく事によって刺激的で新しい音楽表現が生み出されていくことはとても素晴らしいことではないでしょうか。

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